浮気調査前に知っておきたい！探偵のトラブル事例集

依頼者側からすると、探偵社とトラブルになるは絶対に避けたいところ。

探偵業法が施行されて悪質な探偵社が減ったと言われておりますが、現在でも国民生活センターに浮気調査のトラブルの相談が寄せられる現状です。

ただ、浮気調査のトラブルと一口に言っても、実際はどんなトラブルが多いのでしょうか？

本ページでは、国民生活センターに寄せられた相談件数を見ながら、探偵とのトラブル事例をご紹介したいと思います。

国民生活センターに寄せられた相談件数の推移

上記の図は、国民生活センター（PIO-NET）に寄せられた相談件数です。

図をみると、2011年から2015年にかけて、だんだんと相談件数が増加していることがわかります。2016年はこのままいくと、2015年よりも件数が下回りそうですが、それでも2011年〜2013年に比べると、相談件数が増加しております。

寄せられる相談の内容としては、

• 契約・解約に関する相談
• 料金に関する相談
• 調査内容に関する相談
• 報告書に関する相談

といったように、大きく４つに分けられます。

それでは、次に具体的にどういった相談内容なのか、事例を混じえながら見ていきましょう。

浮気調査のトラブル事例

契約・解約に関するトラブル

• 探偵との契約を解除したけど、一切返金されない
• 解約をしようとすると、法外な違約金を請求された
• 探偵社と連絡が取れなくなった
• 契約の際に一切説明なく、勝手に内容が追加されて料金や費用を請求された
• 契約をしなければならないと迫られた、脅された

契約・解約に関するトラブルは、探偵社と依頼者が揉めやすいところです。

特に、探偵業法では、契約を結ぶ際、、探偵社側は重要事項を説明することが義務づけられており、契約の時に一切説明しようとしない探偵社には要注意です。

料金に関するトラブル

• 調査員が夫を見失ったことが原因で増員が必要になったのにも関わらず、追加料金を請求された
• 調査力が低い探偵が探偵することになり、調査日数が二週間以上増えて、支払う金額が高額となった
• 東京から福岡まで車で尾行することになり、高速代や交通費などで高額な追加料金を取られた
• 車の尾行中に怪しまれて、その後の調査では他の車が必要となり、レンタカー代が追加料金で請求された

料金に関するトラブルも発生しやすいトラブルの１つです。

トラブルの内容を見てみると、追加料金のトラブルが多く、思いがけない高額な追加料金を請求されてトラブルが発生しているようです。

確かに、交通費・移動費などの諸経費は調査料金とは別に請求される場合が多く、契約の際に説明してあれば問題ないと考えられます。しかし、ここで問題となっているのは、探偵社側の過失で発生した移動費や無駄な交通費の請求です。

もし、交通費・移動費などの追加料金が不安な方は、数多くの支社を構え、全国に幅広いネットワークを持つ探偵社を選ぶ方がいいかもしれません。

調査内容・報告書に関するトラブル

• 浮気調査を担当した探偵が若すぎる新人だったため、調査現場で浮いて怪しまれる形となった
• 不十分な調査内容だった
• 事前にお願いした内容とは違った調査内容だった
• 浮気調査でホテルに入る写真が提出されたが、顔がハッキリとしていなかったため裁判では証拠にならなかった
• 調査報告書を送ってくれない

契約や解約のトラブル、料金のトラブルの次に多いのが、調査内容・報告書のトラブルです。

調査内容のトラブルでいえば、単純に不十分な調査内容であったり、調査員の調査スキルが低くて調査内容に問題があったり、お願いした調査内容とは違ったり、様々なトラブルがあるようです。

報告書のトラブルでは、法的に使えない証拠であったり、最悪な場合だと報告書すら送ってくれないところもあるようです。

調査料金がいくら安かったとしても、調査内容や報告書に問題があっては浮気調査をお願いした意味がなくなります。

そういった意味では、料金の安さだけでなく、調査力や報告書の質にも目を向けて探偵社選びをした方が良いかもしれませんね。