浮気相手が憎い!懲らしめたい…どうすれば気持ちが晴れる?
夫の浮気が発覚し、夫に裏切られた悲しさもありますが、何より浮気相手が憎くて仕方ないでしょう。
浮気相手は何の罰も受けずにどうして自分だけがこんな目に…考えれば考えるほど理不尽すぎて悔しい気持ちで一杯に。
この理不尽な現実が受け入れられず、どうにかして浮気相手を懲らしめてやりたい!と思うのは当然のことだと思います。
ただ、いくら浮気相手が憎いからといって、過剰な復讐はさらに自分自身を追い詰める結果につながります。
正しい形で気持ちを晴らすためにも、本記事では浮気の復讐でやってはいけないこと、綺麗な懲らしめ方をお伝えします。
目次
身を滅ぼす復讐
メールや電話で浮気相手を脅す
毎日のように浮気相手にメールや電話で脅しをかけるのは脅迫罪で訴えられる危険性があります。
たとえば、「夫が今まで浮気に使ったお金を返済しろ」「浮気のことを会社や配偶者(浮気相手の夫)にバラすぞ」といったようなことを毎日のように催促するのは脅迫行為です。
また、慰謝料を請求してやる!といって相手を脅迫するのもなるべく控えましょう。そもそも慰謝料を請求することを相手に伝える必要ありません。
つきまとい、嫌がらせ
当たり前のことかもしれませんが、浮気相手につきまとったり、嫌がらせを行うのはNGです。
たとえば、浮気相手の家や会社に不審物や怪文章を送りつけたりすると、相手はほぼ確実に警察に届け出を出しますので調査が開始します。そうなると、最終的に逮捕されるのはあなたですので、浮気相手への復讐が自分に返ってくる形になります。
浮気相手の会社にバラす
怒りの赴くままに浮気相手の会社に乗り込んで浮気のことをバラす行為は、相手の名誉を害することなので、下手をすれば名誉毀損で訴えられる危険性があります。
加えて、「浮気相手に会社に乗り込むぞ」と言うのも脅迫にあたる可能性もありますので、発言には注意しましょう。
浮気相手の配偶者や親にバラす
浮気相手の配偶者や親にバラすのは犯罪とは言えないかもしれませんが、グレーラインの行為です。というより、バラしたところで気が晴れるとは思いませんし、逆に浮気相手の配偶者から自分の夫が訴えられてしまうリスクがあります。
つまり、浮気相手の配偶者や親にバラすのはハイリスクローリターンな行為で、やったところで自分の首を絞めるだけでしょう。
浮気相手に暴力を振るう
これは言うまでもありませんが、浮気相手に暴力を振るうことは傷害罪で訴えられる危険性があります。
浮気相手が許せないからといって、手を出すのは自分の立場を悪くするだけで問題の解決になりません。
しかも、浮気は民事上の違法行為で犯罪ではありませんが、傷害罪は刑事上の違法行為でれっきとした犯罪です。最悪、訴える側から訴えられる側になってしまい、慰謝料をもらえない上に、損害賠償を払うことにもなりねません。
いくら相手が汚くて醜い浮気をしたからといっても、今のルールは先に手を出したものが負ける仕組みになっているんです。
復讐代行屋を利用する
これは意外と知られていないことですが、復讐代行屋を利用するのもNGです。
復讐を実行するのは自分じゃないから大丈夫なのでは?と思うかもしれませんがそうではありません。
復讐代行屋は犯罪行為にあたるとされており、仮にその代行屋が逮捕された場合、依頼者が首謀者として告訴される危険性があるのです。
しかも、復讐代行業社のほとんどは、復讐を実行せずにお金だけ騙し取る詐欺サイト的になものになっているだとか。
綺麗に気持ちが晴れる復讐
初めから頭の中ではわかっている人も多いと思いますが、綺麗に気持ちが晴れる復讐方法はルールに則った復讐です。
それが「慰謝料請求」です。
「お金の問題ではない!」「口で謝ってもらうだけでは気が済まない!」と思っている方もおられるかもしれませんが、自分が犯罪のリスクを負うことなく、なおかつ相手を懲らしめる方法としては最も有効な方法だと言えます。
中には「逆に慰謝料請求って何か汚い気がする」と考える方もおられるでしょう。
しかし、浮気のトラブルというのは、そもそも相手が汚いことをしたことにより始まったことであり、自分だけ何もせずに泣き寝入りするのはどうなのでしょうか。
なので、もし、きちんとした方法で気持ちを晴らしたい、相手を懲らしめたいという思いをお持ちの方は、慰謝料請求を検討する余地はあるでしょう。
そして、慰謝料請求には浮気の決定的な証拠が必要となりますので、もし証拠がまだない方は証拠集めから始めてみてはいかがでしょうか。
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