浮気相手の家族に全てバラしてやる!この脅しは対処法としてOK?NG?
旦那さんの浮気発覚後、再発防止の対処法の1つとして考えられるのが、相手側の家族に全てを話すと念を押しておくことです。
浮気相手に「再び浮気が発覚すればあなたの家族に全てお話します」と伝えておけば、再発は防げそうですよね。
一方で、浮気相手に対してこのように脅しかけても本当に大丈夫なのか、心配な部分もあります。
そこで今回は、この行為が再発の対処法として問題がないのか解説します。
浮気相手の家族にバラすと脅すのはNG?
結論からお伝えしますと、浮気相手の家族にバラすと脅しをかけるのはあまりお勧めできる行為ではありません。
というのも、浮気相手から「脅迫・恐喝された」と訴えられる可能性があるからです。
もちろん、家族以外にも、相手の勤務先や近所に浮気のことを言いふらすことも恐喝行為にあたる恐れがあります。
接触したことが原因で,浮気相手の家族や勤務先など第三者に浮気・不倫が知られて,その責任を追及されるおそれもあります。
引用元:アディーレ法律事務所より
浮気相手に名誉毀損になると指摘される可能性もありますし、相手側が弁護士を立ててくることもあることだってあるでしょう。
当然、相手に暴力を振るうのはもってのほかです。
なので、再発を防ぐためとはいえ、浮気相手の家族にバラすと脅すことは極力控えるようにした方がいいでしょう。
関係するであろう罪とその措置は以下の通りです。
- 名誉毀損:3年以下の懲役または、50万円以下の罰金
- 侮辱罪:最大29日間の拘留
- 脅迫罪:2年以下の懲役または、30万円以下の罰金
- 恐喝罪:10年以下の懲役
正しく浮気の再発防止を行うなら・・
浮気相手へ内容証明を送り、慰謝料請求を行う方がスマートな再発防止といえます。
家族にバラすと脅すよりもリスクは少ないですし、慰謝料請求という形で法律の範囲内で正しく相手に制裁を与えることもできます。
また、慰謝料請求の内容証明は必ずしも弁護士が必要というわけではないので、「弁護士に依頼して法的な措置を取るのは何だか抵抗がある・・・」と思っている方は自分で作成するといいかもしれません。
もし万が一、トラブルが発生した場合は弁護士に依頼する方がいいと思いますが。
内容証明を送る場合は浮気相手先の住所はもちろん、慰謝料請求に十分な証拠が必要なので予め用意しておきましょう。
住所がわからなければ送ることができませんし、証拠がなければ慰謝料請求されても何も怖くありませんからね。
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