養育費請求に浮気の証拠は必要?有利に進めたいなら集めるのは当たり前?!
養育費に浮気の証拠って必要?
これは養育費話の時に気になる点の1つです。
仮に証拠が必要であれば、離婚話になる前に予め証拠を集めておく必要がありますし、養育費は離婚後の生活に大きく関わることなので、有利に話を進めるために最善の手を打っておきたいところです。
果たして、養育費の話を有利に進めるためには証拠が必要なのでしょうか・・?
養育費請求に浮気の証拠は必要?
結論から言うと、養育費請求に浮気の証拠は必ずしも必要ではないようです。
浮気の問題は前妻の妻としての地位を侵害する不法行為の問題ですから慰謝料を請求することにより解決すべき問題です。養育費の多寡とは関係がありません
引用元:弁護士ドットコムより
上の内容をもう少し平たく言うと、養育費は親権者に対して責任者が支払うお金であり、浮気された側の精神的な苦痛に払われるものということですね。
つまり、子供の養育問題と浮気問題は別々に切り分けて考えるということですね。
逆に慰謝料請求の場合は、浮気の事実関係をきっちり証明する必要があります。
そもそも、浮気の事実関係がはっきりしてから親権者や養育費などの離婚話に入るわけですから、証拠があるのが大前提といった方が正しいかもしれません。
万全な状態で養育費の話を進めたいなら証拠は必要?
基本的に、浮気の証拠が役立つのは慰謝料請求や旦那に浮気を認めさせるタイミングです。
言い換えると、養育費や親権などの離婚話を有利に進めるためには証拠が必要ともいえます。
たとえば、証拠がない状態で旦那さんを上手く問い詰めて浮気を認めさせたとしても、離婚話になった途端、手のひらを返して浮気を否定するし始める恐れがあります。
もちろん、こちらは証拠が何もない状態ですから、旦那さんのその嘘を覆すことができませんよね(認めていた会話を録音していたら別ですが)。
そうなると、離婚の有責者が旦那さんでなくなるので、こちらが養育費・親権などの離婚話を有利に進めることが難しくなるでしょう。この先はご想像の通り、互いに責任を押し付け合う泥沼の戦いになる可能性が高いです。
つまり、最大限リスクを回避しつつ、離婚話を有利に進めるためには浮気の証拠は必要ということです。
また、証拠があれば話し合いで養育費を決める際、旦那さんがこちらの要求を飲みやすくなる可能性もあります。
逆に証拠がなくていつでも言い逃れができる状況を作ってしまうと、旦那さん側も強気に出やすいのではないでしょうか。
こう考えると、浮気の証拠は養育費の話を有利に進めるためには最低限必要なものといえるでしょう。
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