探偵の浮気調査でトラブルが起きるのはなぜ?事例を見ながら解説します
ネットなどで探偵や浮気調査について調べていると、探偵社と依頼者の間で起きるトラブルに関することを目にすることも多いのではないでしょうか。
トラブルと聞くと、浮気調査を依頼するのが少し不安になってしまいますよね。
では、なぜ浮気調査でトラブルが起きてしまうのでしょうか?
探偵社とのトラブルを避けるためにも、浮気調査を頼む前にトラブルの原因を知っておきましょう。
目次
トラブルが多い原因は大きく3つある!
探偵の浮気調査でトラブルが多い原因は大きく3つ考えられます。
- 契約・解約、料金体系が不透明になりやすい
- 仕事のクオリティーに一線がない
- 仕事をしているか否か確認しづらい
それでは1つ1つ具体的に見ていきましょう。
契約・解約、料金体系が不透明になりやすい
契約・解約、料金に関するトラブルは浮気調査で最も多いトラブルだと言われております。
たとえば、
「解約をしようとすると法外な違約金を請求された」
「契約を解除したのに、一切返金されない」
「契約の際に一切説明することなく、勝手に内容が追加されて料金を請求された」
「調査員の失態により増員が必要になったにも関わらず、追加料金が請求された」
といたようなトラブルが起きます。
この契約や料金のトラブルが起きている根幹の原因は、不透明な契約や料金体系の探偵社が多いということです。
つまり、分かりづらい契約内容や料金設定をしておくことで、自分に不都合なことを隠しているということ。
本来、探偵業法によって契約時に探偵社側は重要事項を説明することが義務付けられております。
逆の見方をすると、契約時に説明を一切しないところは気をつけておいた方が良いということです。
仕事のクオリティに一線がない
契約や料金に関するトラブルに続いて多いのが、調査内容に関するトラブルだと言われております。
調査内容のトラブルというのは、たとえば、
「証拠の写真に顔がハッキリ写っていなくて裁判の証拠にならなかった」
「調査内容が不十分だった」
「調査内容が全く違う内容だった」
といったものです。ひどいところだと、調査報告書を送ってくれないところもあるようです。
これらのことは、明らかに探偵社側の責任のように思えますが、それを認めない探偵社もあり、それが元でトラブルになってしまいます。
そして、そのトラブルは全て仕事の質に一線が引かれていないことが原因だと考えられます。
何を持って不十分というのか、調査内容が違った場合どうするのかということは、契約時や事前の打ち合わせで決めておかなければ、探偵社側と依頼者側で認識が違う場合もあるでしょう。
ここから学べることとしては、相談内容をロクに聞かなかったり、適当な打ち合わせのところには要注意ということです。いくら料金が安いところだとしても、調査の質が低ければ下の子もありません。
仕事をしているか否か確認しづらい
実は、探偵の浮気調査においてトラブルが起きやすい根幹となっているのが、不透明な業務内容が挙げられます。
調査中、依頼者は現場に顔を出すわけにいきませんので、その探偵がきちんと業務をしているか否か確認のしようがありません。
依頼者が安心できるよう調査中でも連絡を取り合える探偵社も多くありますが、調査員ではなく、調査員とは別の相談員の人と連絡を取り合う形になる場合もあります。
いくら相談員と連絡が取れたとしても調査状況を直接聞けるわけではないので、言ってしまえば探偵はやりたい放題というわけですね。
極端に言えば、ろくに調査もせず「浮気はしてませんでした」という報告だけされたとしても、こちらは確認のしようがありませんね。
つまり、浮気調査は仕事ぶりが見えづらく、悪質なことをしやすい業務環境であるということです。
そして、それがトラブルが起きやすい原因につながっていると考えられます。
全ての探偵社がトラブルを起こしているわけではない
ここまで、探偵の浮気調査でトラブルが起きやすい原因を見てきましたが、ここで挙げたことが全ての探偵社に当てはまるわけではないことを覚えておきましょう。
確かに、業務的に不透明になりやすい探偵という職業は悪質なことをしやすい環境であるのには違いありません。
しかし、最近では、響・Agentや東京探偵社AIなどの弁護士が運営する探偵社や調査中でもリアルタイムに調査員と連絡を取り合える探偵社など、不透明な業界を一新しようと設立された探偵社が数々あります。
また、大手探偵事務所でも、夫婦間のトラブルに強い認定カウンセラーを配置して、依頼者が安心して依頼できる取り組みも行っています。
浮気調査は探偵社選びが全ての鍵を握っているといっても過言ではないので、全ての探偵社を色眼鏡で見るのではなく、本当に安心で信頼できる探偵社を見極める必要があるでしょう。
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