浮気調査を依頼する前に知っておきたい「探偵の料金システム」
探偵社に浮気調査を依頼する際、始めに費用の相場が気になるところですが、費用の相場を知るためには、まず探偵社が採用している料金システムについて知っておく必要があります。
なぜなら、依頼内容によっては相性の良い料金システムもあれば、割高になってしまう料金システムもあるからです。
本ページでは、探偵社でよく使われる料金システムについて調べたことをまとめますので、自分の状況・依頼内容に応じて自分に合うものを探してみてはいかがでしょうか。
探偵社の料金システムは大きく3つに分けられる!
探偵社が採用する料金システムは、
・時間料金型
・パック料金型
・成功報酬型
の三種類に分けられます。
料金システム | メリット | デメリット |
---|---|---|
時間料金型 | 調査費用が明瞭でわかりやすい | 調査期間が長引くと割高になる |
パック料金型 | 調査期間が長い場合、割安になる | 調査期間が短いと割高になる |
成果報酬型 | 調査が失敗した時のリスクを減らせる | 依頼者側と探偵社側の成功の捉え方がズレてトラブルが発生しやすい。 |
時間料金型
時間料金型というのは、探偵社の調査員が実際に稼働した時間に応じて料金が決まる料金システムです。
例えば、調査員が尾行・張り込みを3時間行うと3時間分の料金が請求されることになります。
こう見ると時間料金型はとってもシンプルで、早く調査が終われば終わるほど割安な印象を受けますよね^^
しかし、1点注意をしておかなければならないのが時間料金型を採用している探偵社の多くが基本料金を設定しているということ。
例えば、1時間で調査が終わってしまえば1時間分の料金しか請求されず、依頼者からしたら費用が割安になって嬉しいですが、こうしたケースに対応するために基本料金を設定している探偵社が多いようです。
なので、実際に時間料金型で請求される料金は基本料金+延長料金(+必要経費)になります。
さらに言うと、時間料金型は調査が長引けば長引くほど、それだけ費用がかさんでしまうというデメリットもあります。
パック料金型
浮気調査の期間がどれぐらいになるかわからなかったり、あらかじめ調査が長引くとわかっている人からすれば、時間料金型で割高になってしまうのは避けたいですよね。
そんな方の人のための料金システムがパック料金型。
パック料金型はあまり一般的ではないようですが、時間料金型に比べて1時間の料金が安く設定されております。
時間料金型で費用がかさむのが嫌だという人には嬉しい料金システムであり、実際、この料金システムを採用する探偵社も増えているようです。
ただ、逆に言うとパック料金型は短期間で調査が終わってしまうと、それだけ費用が割高になってしまうデメリットもあります。カラオケの4時間パックで30分しか歌わなかったら損になるのと同じですね^^;
成功報酬型
最後に、探偵社でよく使われる料金システムが成功報酬型。
成功報酬型は、まず調査前に着手金を支払って、調査が成功した後に成功報酬として料金を支払う仕組みです(全て後払いの完全報酬型のところもあります)。
この成功報酬型は、成功するかわからない調査を依頼する側からするととても良心的な料金システムのように思えますよね。
確かに、行方調査や人探しであれば、成功したかどうかはっきりわかりますので、この成功報酬型を採用しているところも多いようです。
しかし、浮気調査の場合だと、いわゆる行動調査になりますので、何をもって成功したかどうか曖昧になってしまいやすく、最もトラブルが発生しやすい料金システムとも言われております。
たとえば、夫の浮気調査を依頼して、調査結果が「浮気をしていませんでした」という結果が出たとしましょう。「浮気の証拠を取ること」成功だと思っている依頼者だと失敗に終わったから料金を払わなくて済むと考えます。その一方で、探偵社側は「浮気の事実関係を明らかにしたこと」を成功だと思っていれば、もちろん成功報酬として料金を請求することになります。そうなると、当然、料金の支払うか否かで依頼者と探偵社でトラブルが起きますよね。
このように、成功報酬型は互いの成功の捉え方がズレやすいため、トラブルが発生しやすい料金システムなのです。
→もっと成功報酬型の注意点やチェックポイントを知りたい方はこちらの記事をご参考下さい。
この記事へのコメントはありません。