探偵社、興信所に浮気調査を依頼するメリット・デメリット
探偵社や興信所に対して何となく怖いイメージがあったり、そもそも探偵に浮気調査を頼むことが夫への裏切り行為になるのではないか・・・離婚を決心してから調査すべきか・・・といったように浮気調査を依頼しようか悩んでいる方もおられるかと思います。
そういった方は、本記事で書く探偵社・興信所に浮気調査を依頼するメリット・デメリットを参考にして頂き、一度頭の中を整理してみてはいかがでしょうか。
目次
探偵社や興信所に浮気調査を依頼する「メリット」
浮気調査を依頼する目的は人によって様々かと思いますが、大きく2つのケースに分けられるかと思います。そして、それぞれのケースに合わせてメリットも多少異なってきます。
離婚や慰謝料の請求を前提に浮気調査を依頼するケース
◼︎離婚や慰謝料を前提として浮気調査を依頼するメリット
・法的に有効な証拠得やすい
・裁判でも使える調査報告書が手に入れられる(探偵社による)
・浮気調査というリスクを自分で冒す必要がない
→結果、不貞行為の言い逃れを防ぎ、離婚や慰謝料の請求が円滑に進められる
離婚や慰謝料の請求を前提に浮気調査を依頼する場合、法律で定められた「『不貞行為』等があったこと、あるいはその他婚姻を継続しがたい重要な事由」が必要となります。
要するに、これ以上夫婦関係を維持できない理由が必要で、証拠や理由もなく一方的に離婚することはできないってことですね。
そこで探偵社や興信所に浮気調査を依頼することで、浮気の事実関係を明らかにし、法的に有効な浮気証拠を得やすくなります。
自分で証拠写真を撮ることも不可能ではありませんが、証拠能力に欠けていたり、そもそも違法行為をせずに一人で証拠を押さえるのは難しいことでしょう。
また、証拠写真以外にも、探偵社によっては弁護士と連携しながら、離婚や慰謝料の話を有利に進めるための調査報告書を作成してくれるところもあります。
夫婦・家族関係を修復するために浮気調査を依頼するケース
今後の生活や子供のことを考えると、離婚まではしたくないけど、夫婦関係を修復したいから浮気はやめさせたいという方からの依頼も多くあるようです。
◼︎夫婦関係を修復するために浮気調査を依頼するメリット
・法的に有効な証拠得やすい
・浮気調査というリスクを自分で冒す必要がない
・依頼結果によって、事実関係がはっきりわかる
→結果、相手から離婚の申し出や身勝手な離婚を未然に防げる、やり直しのきっかけとなる
探偵社に頼んで手に入れた浮気の証拠は、必ずしも離婚で使う必要があるわけではありません。あくまで、証拠の使い方は依頼者に託されております。
そこで証拠の使い方としてよく用いられるのが、浮気の証拠を持っておいてそれをお守り代わりに使う方法。
たとえば、夫が「愛人と一緒になりたい」という思いから勝手な理由を作り上げて離婚を申し込んできても、法的に有効な決定的な浮気証拠を持っていれば、離婚を防ぐことができます。
また、仮に浮気調査で「浮気の疑いなし」という結果が出たとしても、夫への疑念が晴れて夫婦関係のリスタートを切ることができます。
探偵社や興信所に浮気調査を依頼する「デメリット」
反対に、探偵に浮気調査を依頼する際のデメリットをまとめたいと思います。
◼︎浮気調査を依頼する際のデメリット
・費用がかかること
・調査が失敗に終わることもある
・浮気の事実がはっきりしてしまうこと
浮気調査を探偵に依頼すれば、当然のことながら費用は発生します。その費用は、一主婦が簡単にポッと出せる金額ではないことをご存知の方もおられるのではないでしょうか。
安い探偵事務所を選べばコストも安く済ませることもできますが、破格の料金のところはトラブルに巻き込まれる可能性も高まるようです。
その上、調査を依頼すれば100%証拠が取れるわけでもありません。証拠が失敗に終われば、支払った金額戻ってこないことが多くあります(成果報酬であれば話は別)。
そして何より、もし浮気調査を探偵に依頼すれば、自分で調査するよりもはるかに調査精度が高まるので、「こんなことしてたの!?」「できれば知りたくなかった・・・」というような事実が明るみになる可能性が高まるでしょう。
なので、自分一人で受け止める自信がない方は、心の準備を整えてから依頼するようにした方が良いかもしれません。
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