夫が浮気!離婚時、子供の親権はどっち?母親が取れないケースにも注意
浮気で離婚する場合、子供の親権がどうなるのか必ず知っておきたいトピックです。
なにせ、浮気した癖に親権だけは主張してくるバ◯男は沢山いますからね・・。
浮気するような夫には絶対に親権を渡したくありませんし、万が一でも親権を取られる事態は避けたいところです。
ということ今回は、夫の浮気で離婚後に子供の親権がどうなるのか、親権の基本知識を踏まえてケース別にまとめたいと思います。
目次
親権と浮気の事実は関係性が薄い?!
まず前提として知っておきたいのは浮気の事実は親権の最重要要素ではない、ということです。
というのも、親権は「子供の福祉(幸せ)」を基準として、どちらの両親が親権者として向いているか判断されるからです。
その福祉(幸せ)を決める時のポイントというのが、
- 子供に対する愛情
- 親の経済力と監護能力
- 子供の生活環境
- 子供自身の意思
と言われています。
これらのポイントを総合的に評価し、子供はどっちに育てられた方が幸せであるのかが決められます。
たとえば、夫の経済力が高く、一方で奥様の経済力が乏しい場合、②のポイントにより夫の方が親権者として相応しいと判断される傾向にありますが、それだけで親権者が決まるわけではありません。
つまり、浮気した夫であっても、子供への愛情や経済力、子供の意思によっては親権が認められる可能性があることです。
あくまで親権で重要視されるのは子供の福祉であって、「浮気=親権者になれない」というわけではないのです。
子供が10歳以下の場合、母親に親権が行く可能性大!
子供が10歳以下の場合、現実的には母親が親権者になるケースが多いようです。
ほとんどの家庭では、10歳までは母親が子供の面倒を見るケースが多く、子供への愛情という観点から母親の方が有利になると言われています。
もちろん、子供をほったらかしにしていたり、虐待していたり、よほどひどい母親の場合は別の話ですが。
10歳未満の子の場合は、虐待などの特別な理由のない限り母親が親権者となり、10歳以上の場合は、子の意思に任せるケースが多いようです。
引用元:legalusより
旦那側が親権を強く主張してきた場合は警戒する必要はあるでしょう。
自分がどれ程子育てに専念してきたか、子供に対して十分に愛情を注いできたかを示せる記録を用意しておけば有利に親権を取れるはずです。
具体的に、どういったものを用意すればいいのかは、一度専門家へ相談した方が確実です。
子供が15歳以上の場合、夫に親権がいく可能性もアリ?!
子供が15歳以上の場合は判断能力が十分にあると判断され、子の意見も尊重される場合が多くなります。
15歳以上の子どもの親権を審判や訴訟で定める場合には、裁判所が子ども本人の意思を聞く必要があります
引用元:legalusより
そのため、子供が親権者として父親を選んだ場合は、浮気したのが夫だとしても親権が父親にいく可能性もあるでしょう。
特に、年齢が高くなればなるほど、子供の意見が尊重されるので、子供に対する愛情がいくら強くてもどうなるかはわかりません。
ただ、浮気が原因で離婚する場合は有責配偶者は旦那さんになるので、子供が母親を選ぶ可能性は高いかもしれません。
浮気の事実関係がはっきりしていない場合は?
浮気の事実がはっきりしていない状態で離婚をする場合、有責配偶者がどちらなのか曖昧になります。
浮気は親権の最重要要素ではないといっても、親権問題のポイントの1つです。
少なくとも、事実関係がはっきりしている場合に比べて親権が取れる可能性が下がると考えれるでしょう。
中には、親権の話になると浮気を否定し始める人もいるようなので、浮気の証拠をしっかりと掴んで事実関係をはっきりさせてから話を進める方がいいでしょう。
【まとめ】母親が有利ではあるが・・
旦那さんの浮気が原因で離婚する場合、母親が親権を取るケースが多いようです。
ただ、旦那側が親権を強く主張してきたり、難癖をつけてきたりすると話が少しややこしくなるので、警戒は必要でしょう。
少なくとも、後から浮気をなかったことにされるのは絶対に避けたいので、浮気の事実関係ははっきりさせておきましょう。
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