浮気の証拠を自分で集める時にやってはいけない方法|自力の浮気調査は危険と隣合わせ
「最近、夫の様子がおかしい…絶対浮気してる!」
「浮気の証拠を集めなきゃ!でも探偵に依頼するのはちょっと…」
夫の浮気の証拠を入手するために、自力で浮気調査をして証拠を集めようとしている方も少なくないでしょう。
自分で浮気調査した方が費用が安く済みますし、探偵って何だか怖いイメージがありますもんね。
ただ、自分で浮気の証拠を集めるとなるとそれ相応のリスクも伴います。
誤って違法行為をおかさないためにも、本記事では自分(自力)で浮気の証拠を集める際にやってはいけない方法をまとめてお届けします。
目次
自力の浮気調査でやってはいけないこと
ID・パスワードを解除してメールやLINEをチェック
今では、メールやLINEなどをこっそりチェックして浮気の尻尾をつかむことは一般的になっているように思えますが、実はやり方を間違えると不正アクセスになってしまうケースがあります。
そのケースというのが、ネットワークを経由して、ユーザー(夫)の許可なくIDやパスワードを入力してログインするケースです。
たとえば、夫のスマホの中身を直接見るために直接解除しようとするのは問題ありませんが、SNSやGMailなどを別の端末からネットワークを経由して操作するのは、たとえ夫婦同士であっても違法にあたると言われております。
もちろん、不正アクセス禁止法に抵触することは処罰の対象になります。
→メールやLINEのチェックの違法性について、詳しくはこちらの記事をご参考ください。
ICレコーダーを使って盗聴する
原則として、証拠集めのためであればICレコーダーを使うこと自体は問題ありません。しかし、使い方によっては違法にあたるケースもあるので注意が必要です。
たとえば、配偶者と自分の共同のプライベート領域である自分の家に盗聴器を仕掛けるのは問題ありません。しかし、別居中の夫の家に盗聴器を仕掛けるのは違法にあたる可能性があります。もちろん、浮気相手の家に盗聴器を仕掛けるのもNGです。浮気相手の家に仕掛けようとすれば、自然と不法侵入せざるおえませんし、仕掛けるために壁に穴を開けたりしたら器物破損になり、違法行為のオンパレードです。
ICレコーダーは使っても原則として問題はないのですが、使い方には要注意です。
→ICレコーダーを使った証拠集めの違法性について、詳しくはこちらの記事をご参考ください。
隠しカメラで盗撮する
隠しカメラも合法的な理由があれば問題ありません。ここで言う合法的な理由というのは浮気の証拠集めになります。
ただし、ICレコーダーと同様に使い方を間違えると違法行為にあたるケースもあります。
例えば、隠しカメラで撮った内容をSNSやネットにアップしたり、撮影内容にスカートをはいた女性を下から撮った内容が入っていれば違法性が問われる可能性があるでしょう。もちろん、浮気相手の家に設置するのも法律に触れるリスクは高いでしょう。
→隠しカメラを使った証拠集めの違法性について、詳しくはこちらの記事をご参考ください。
浮気調査(証拠集め)の基本は「尾行・聞込み・張込み」
デジタル化した現代では証拠集めには様々な方法があると思いますが、浮気調査(証拠集め)の基本的な方法は今も昔も変わりません。
それが「尾行・聞込み・張込み」です。
「今更そんなアナログな方法を使うのはどうなの?」と思うかもしれませんが、結局のところ、この3つの技術がなければ浮気の証拠の入手は難しいのです。
というのも、浮気の決定的な証拠になるのは、ICレコーダーで録音した声、メールやLINEの内容、GPSの記録でもなく、「肉体関係が推測される証拠」だからです。
たとえば、メールでホテルにいく約束をしていても決定的な証拠になりませんが、ラブホテルや浮気相手の家に複数回出入りしていることがわかる写真は決定的な証拠になりえます。
そして、その証拠を取るためには、尾行・張込みが必要となるわけですが、調査に慣れていなくて面割れもしている奥さんが尾行や張込みをするとバレる危険性がかなり高いのは言うまでもないでしょう。
つまり、素人が浮気の決定的な証拠をつかむのが難しいと言われるのは、基本的な尾行・張込み・聞込みの調査技術が決定的に足りないためなのです。
安全かつ、確実に証拠を集めたい場合は自力でやるのではなく、探偵に依頼する方が無難だと言われるのは、対象者にバレるリスクや違法をおかすリスクが低いからであり、そのことは探偵に浮気調査を依頼する大きなメリットでもあるのです。
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