夫の浮気を問い詰めるべきか?タイミングはいつがベスト?
夫が浮気をしているのはわかっているけど、そのことを問い詰めるべきか悩んでいる方も少なくないでしょう。
「浮気のことを問い詰めて夫婦間に亀裂が入ったらどうしよう…」といったように先の事を考えれば考えるほど問い詰めるべきか悩みますよね。
果たして、夫の浮気は問い詰めるべきなのでしょうか・・・
仮に、問い詰めるとしたらタイミングはいつがベストなのでしょうか・・・
「浮気疑惑」の場合は問い詰めるべきではない!
まず「浮気疑惑」の段階では、問い詰めない方が賢い選択だと言えます。
浮気疑惑というのは「最近、出張が多くなった」「女性の香水の匂いがするようになった」「浮気相手と思われる女性とメールを頻繁にやり取りをしている」といったように、まだ決定的な浮気の証拠が掴めていない段階のことを指します。
では、なぜ浮気疑惑の段階で問い詰めない方が良いのか。
それは言い逃れをされる可能性が高い、警戒心が強くなって証拠をつかむチャンスをみすみす逃してしまうからです。
夫からすると、証拠がない相手に問い詰められたとしてもいくらでも嘘のつきようがありますし、浮気相手と自分を守る方向に走りやすいです。問い詰められた後は夫の警戒心がとても強くなります。警戒心が強い相手から証拠を入手するのは困難です。
最悪の場合、夫婦間の亀裂が入って、浮気相手や夫に対して何もできない状態で離婚に至ってしまうなんてことにもなりかねません。
確実な浮気の証拠が手に入るまでは泳がせるべき!
夫から裏切られた気持ちを晴らしたい!浮気相手が許せない!これ以上関係を続けさせたくない…そのような気持ちからどうしても夫を問い詰めたいという方もいると思いますが、浮気の証拠が手にはいるまでは問い詰めるのは耐えましょう。
もし、浮気を問い詰めるのであれば、確実な浮気の証拠を手に入れてからにしましょう。
特に、慰謝料請求や離婚を考えているのであればなお一層浮気の証拠を手に入れてから問い詰めた方が得策でしょう。
というのも、浮気の証拠がなければ慰謝料請求や離婚は難しいからです。
いくら弁護士に依頼したとしても、証拠がなければ何もすることができませんし、浮気の事実関係が明らかになっていなければ不貞行為の立証しようがありません。
つまり、言い逃れができない状況を作り、慰謝料請求、離婚を有利に進めるために、浮気の証拠が手にはいるまで泳がせておくのが賢明だということです。
言い換えると、夫を問い詰めるタイミングは浮気の証拠が揃ってからということになります。
もし、今怒りのまま問い詰めようとしている方は、「何のために、何を目的として自分は夫を問い詰めるのか?」ということを改めて考え直してみると良いかもしれません。
【まとめ】問い詰めるべき人・問い詰めるべきではない人!
さて、最後にここまでのことを踏まえて問い詰めるべき人、問い詰めるべきではない人をまとめてみましょう。
- 浮気を問い詰めるべき人
- 浮気の決定的な証拠がある
- 慰謝料請求を考えている人(証拠がある前提)
- 離婚して新たな人生を踏み出したい人(証拠がある前提)
- 浮気を問い詰めるべきではない人
- 浮気の証拠がない
- 慰謝料請求、離婚をするつもりがない
- 確実な証拠を掴んで高額な慰謝料を請求したい
夫婦関係は信頼関係から成り立っているわけですから、浮気を問い詰めた場合、相手がシロだとしてもクロだとしても、夫婦関係に亀裂を生じて、元の夫婦関係に戻るのが難しくなるでしょう。
それだけのリスクを負うからには、問い詰める場合は相手が絶対に言い逃れができない状況を作る必要があり、その状況を作るキーになるのが証拠です。
特に、浮気相手が許せなくて慰謝料請求も考えている方は証拠は必須となってきますので、問い詰める前にまず証拠集めから始める必要があるでしょう。
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