浮気相手が許せない…制裁は慰謝料で!賢い動き方は?額はどれ位?

夫の浮気が発覚した際、夫に裏切られた悲しい気持ちよりも浮気相手に対する許せない気持ちの方が強い人もおられるのではないでしょうか。

そもそも自分は何も悪いことしてはないのですから、浮気相手が許せないのは当然のことだと思います。

このやりどころのない気持ちを少しでも和らげるためにも、せめて話し合って慰謝料をもらいたいところ。

ただ、相手の住所や名前などがわからなければ、慰謝料の請求をしようにもできませんし、そもそもどう動けば良いかわからない人の方が多いのではないでしょうか。

そこで本記事では、慰謝料の額や浮気相手へ慰謝料を請求する場合の動き方とについてまとめます。

【前提】違法な仕返しは自分に返ってきます

まず始めに言っておかなければならないことは、いくら浮気相手が許せないからといって、違法な仕返しやグレーゾーンの仕返しは後々自分に返ってくるということです。

たとえば、せっかく慰謝料の請求ができる優位な立場にいたのに、相手の家や会社に乗り込んだり、手をあげたりすると自分の立場が悪くなってしまいます。また、ネットで実名公表して晒し者にしたり、近所にビラを撒いたりして仕返しをすると、最悪の場合、訴える側から訴えられる側になってしまう危険性があります。

また、浮気相手の両親に知らせたり、配偶者に知らせたりするのも違法か微妙なラインと言えるので、控えておいた方が賢明でしょう。

確かに、浮気相手が許せなくて今すぐにでも相手に仕返しをしたい気持ちでいっぱいだと思いますが、浮気の被害者から加害者になってしまわないように慎重に行動しなければなりません。

そして、違法な仕返しやグレーゾーンの仕返しがダメとなると、私たちの取るべき行動は合法的な制裁、つまり慰謝料の請求です。

浮気相手から貰える慰謝料の額はどれくらい?

まず、浮気相手に慰謝料を請求するにあたって、どれくらいの額が請求できるのか見てみましょう(※もし既にご存知の方は読み飛ばしてください。)

浮気相手に請求できる慰謝料の額は、浮気によって与えられた損害の度合いによって変わってきます。

一般的に、浮気が原因で別居に至った場合は100〜200万円、離婚まで至った場合は200〜300万円、そして夫婦関係を維持していく場合は50〜100万円が慰謝料の相場だと言われております。

ただし、夫と浮気相手の年齢差、婚姻期間、浮気相手の意図、自分に落ち度があった場合など、慰謝料の金額は様々な要因で変わってきます。

また、離婚になって夫と浮気相手の両方に慰謝料を請求する場合、単純に2倍貰えるという話ではありません。夫から多額の慰謝料をもらった場合は、その分浮気相手への慰謝料が低くなる可能性があります。

一般的な慰謝料を請求するための動き方

続いて、肝心な慰謝料を請求するための動き方ですが、まず慰謝料を請求するために必要なのが浮気の「確固たる浮気の証拠」と「浮気相手の情報」です。

証拠がなければ、いくら弁護士を雇おうとも不貞行為を立証するのは難しく、浮気相手の情報がわからければ、慰謝料を請求する相手がいないに等しいので、慰謝料以前の話です。

つまり、慰謝料を請求するための動き方は浮気の証拠と浮気相手の情報を入手するための動き方と言えます。

では、浮気の証拠と浮気相手の情報を得るために、まずどのように動けば良いのでしょうか?

動き方は大きく5つ考えられます。

  • 動き方①:自分で浮気の証拠と浮気相手の情報を集める
  • 動き方②:探偵社に浮気調査を依頼する
  • 動き方③:弁護士に相談する
  • 動き方④:探偵社と弁護士の両方に相談する
  • 動き方⑤:弁護士が運営する探偵社に相談する

それぞれ少しずつ見ていきましょう。

【推奨度:★☆☆☆】自分で浮気の証拠と相手の情報を集める

自分で浮気調査を行うのにはそれだけリスクが伴います。

たとえば、盗聴器や発信機を使って調査して知らず知らず法律に触れる行為をしてしまう恐れがあり、中には、浮気調査で違法行為とみなされて逮捕された人もいるようです。

また、探偵ではない素人が浮気調査を行うと、苦労して入手した証拠が法的に効力がなかったり、調査自体がバレて夫婦関係がより悪化してしまう危険性もあります。

→自分で浮気調査を行うメリット・リスクについて、詳しくはこちらの記事をご参考ください。

これらのリスクのことを考えると、自分で浮気の証拠と情報を集める動き方はあまり推奨できません。

【推奨度:★★☆】探偵社に相談する→△

探偵社に浮気調査を依頼すれば、自分はリスクを犯すことなく、法的に有効な浮気の証拠と浮気相手の情報がつかめる可能性がかなり高くなります。

そういった意味では、慰謝料を請求するための動き方として、まず探偵社に相談するのは正解に近いといえるでしょう。ただ、慰謝料の請求を目的とするのであれば、探偵社の力だけでは足りない場合もあります。

というのも、探偵は調査のプロではありますが、法律に関しては素人なので法的な内容には答えられません(というより、法律的に答えてはいけません)。慰謝料の請求は大きく法律に関わることなので、法律のプロである弁護士のアドバイスがあれば心強いですし、場合によっては弁護士の力を借りた方が慰謝料請求がスムーズに進むでしょう(法律の知識が豊富な方は、探偵社に依頼するだけでも良いかもしれませんが)。

【推奨度:★★☆】弁護士に相談する→△

浮気相手への慰謝料請求となると、まずは弁護士に相談してみようと考える方も多いと思いますが、弁護士に相談したからといって問題が根本的に解決するわけではありません

初めにも言ったように浮気の証拠と浮気相手の情報がなければ慰謝料請求は難しく、弁護士に相談したところで「まずは証拠を集めてきてください」「証拠を集めてくれる探偵社を紹介しますよ」と言われて終わってしまう可能性があります。

もちろん、自分のケースの場合はどれくらいの慰謝料が取れるのか?といったような慰謝料に関する法的な相談をするだけであれば、弁護士に相談してみる価値はあるでしょう。

ただ、あくまで弁護士の役割は、集められた証拠を元に不貞行為を立証する役割なので、弁護士に相談すれば慰謝料が請求できる!というわけではなく、直ぐに問題が解決するわけではありません。

【推奨度:★★★☆】弁護士に相談しながら、探偵社に調査を依頼する→◯

探偵社に相談しにいけば、証拠は集められても慰謝料請求などの法律に関わる話は聞くことができなく、弁護士に相談しにいけば、慰謝料に関する話は聞けても証拠が集まるわけではありません。

ここで、浮気相手に慰謝料を請求するベターな動き方が見えてきます。

それが弁護士に相談しながら探偵社に調査を依頼するという動き方です。

弁護士に法律的な相談をする一方で、探偵社に浮気調査を依頼すれば、法律の専門家がバックについた状態で浮気の証拠と浮気相手の情報が集められるので、万全な状態で慰謝料請求に臨めますね。

しかし、この動き方は、弁護士事務所と探偵社の両方を行き来しなければならなく、なおかつ手間や金銭的な負担も大きい動き方でもあります。

そこで、本サイトがオススメする動き方としては次の動き方になります

【推奨度:★★★★】弁護士運営の探偵社に相談する→◎

弁護士運営の探偵社というのは、言葉の通り「弁護士が代表を務め、運営している探偵社」のことを言います。

浮気の証拠がなかったり、浮気相手の情報がまだ掴めていない状態で慰謝料の請求を考えているのであれば、まずは弁護士運営の探偵社に相談してみることをお勧めします。

というのも、弁護士運営の探偵社であれば、弁護士と探偵の両方にまとめて相談することができるので、余計な手間や費用をカットすることができ、慰謝料請求に向けて効率的に動けるからです。

先ほども言いましたが、弁護士と探偵社をバラバラに相談すると、両方を行き来したり、2つの事務所に同じ説明をしなければならなく、余計な手間が発生してしまいます。また、弁護士事務所によっては相談料がかかってしまいます。

しかし、弁護士運営の探偵社であれば、1箇所で法律に関わる相談と浮気調査に関わる相談ができる上に、無料で相談できるところがほとんどです。

浮気調査を頼むかどうか置いて考えたとしても、時間的な効率性や金銭的な負担の面から見て、弁護士運営の探偵社に相談することは、浮気の証拠がない状態から慰謝料請求する動き方としてベストな方法と考えられるでしょう。


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