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浮気の証拠の集め方3ステップ|離婚の準備を進めたい方へ
はじめはふとしたきっかけで疑い始めた夫の浮気。
だんだんと夫の行動・言動に目を見張っていると怪しいところや不自然なところだらけ。
でも、浮気の決定的な証拠がない・・・
おそらく、現段階で夫の浮気を確信してはいるものの、決定的な証拠がない方も多いのではないでしょうか。証拠がなければ、離婚の準備を始めることすらできませんし、慰謝料請求や離婚を有利に進めることもできません。
ただ、ここで問題になってくるのが「証拠の集め方」。
証拠が必要だとわかっていても、証拠の集め方がわかっていなければ何も話が進まないですよね。
そこで本記事では、浮気の証拠の集め方の3ステップをご紹介します。
目次
【前提】離婚をするつもりなら、”決定的”な証拠が必要です
証拠の集め方に入る前に前提として考えておきたいのは、離婚をするつもりなら決定的な証拠が必要となること。決定的な証拠がなければ、離婚どころか慰謝料の請求すらできません。
ここで言っている決定的な証拠というのは「不貞行為が立証できる証拠」です。
不貞行為が立証できる証拠というのは、肉体関係が確信できる写真・動画になります。
→浮気の決定的な証拠について、詳しくはこちらの記事をご参考ください。
これを言い換えると、証拠の集め方のゴールは肉体関係が確信できる写真・動画を入手することになります。
そして、そのゴールに向けて段階を追って浮気の証拠を集めていく必要があるというわけです。
ステップ①:まずは情報収集!
浮気の証拠を集めるための第一ステップが情報収集です。
ここで言っている情報収集というのは、夫のメールやLINE、SNSなどのやり取りの情報を集めることです。
「メールのやり取りは浮気の証拠にならないの?」と思う方もおられるかもしれませんが、メールや通話記録などの情報は、肉体関係を証明するものではないので決定的な証拠とはいえなく、証拠として弱いです。
もし離婚や慰謝料の請求を考えるのであれば、もっと踏み込んだ肉体関係を証明する証拠が必要です。
そして、メールやLINEなどのやり取りの内容は、最終的な決定的な証拠をつかむための重要な情報となります。
たとえば、浮気相手は同僚なのか、旧友なのか、名前・勤務先などの浮気相手の情報や毎週金曜日の夜に会っている、次に会うのは◯月△△日××時〜といったような浮気の日程の情報がわかるかもしれません。
こういった浮気相手の情報や浮気の日程をつかむことは、証拠集めの第一歩となるわけです。
ステップ②:並行して物的証拠を集めておく
メールやLINEなどの情報収集を行うのと並行して、物的証拠も集めておくと後から役立つことがあります。
物的証拠というのは、浮気相手と撮った写真、ラブホテルの領収書、手帳などです。
これらの証拠自体は決定的なものとはなりえませんが、決定的な証拠と合わせることで証拠能力が高くなる可能性があります。
これらの証拠を探す際、洋服のポケットや財布、引き出しの中、本の間、ゴミ箱の中など、日常生活で使うありとあらゆる場所を探すことになります。
しかし、警戒心の強い夫だとこのような証拠を残さないようにしていることもあるので、最悪このステップは飛ばして次のステップに進んでも構いません。
ステップ③:現場を記録する
浮気相手の情報や浮気の日時など、情報収集が済んだら決定的な証拠(肉体関係が確信できる証拠)を記録します。
肉体関係が確信できる証拠の条件としては、ラブホテルに出入りしているのがわかる、ラブホテルに40分以上滞在していることがわかることです。もし相手宅に出入りしている場合は複数回出入りしていることが確認できるものが望ましいです。
そして、この証拠を手にいれるためには、事前に得た情報をもとに対象者(夫)を待ち伏せて追跡する必要があります。
情報収集が正確にできていれば、スムーズにことが進むかもしれませんが、もしかすると空振りに終わってしまう可能性もあります。
もし空振りに終われば、再びステップ①の情報収集に戻ってから再スタートし、再び現場に足を運んで・・・といったように決定的な証拠がつかめるまでステップ①〜③まで繰り返して行います。
浮気の証拠集めは決して簡単ではない!
ここまで浮気の証拠の集め方の3ステップを見てきましたが、勘の良い方は証拠集めが決して簡単なことではないことだと気付いたのではないでしょうか。
証拠集めまでの過程は「浮気に関する情報を探す→現場で証拠を取る」と非常にシンプルなものですが、情報を探すのも、現場で証拠を取るのも一筋縄ではいきません。
特に、自分は面が割れているわけですから、現場で証拠を取るのはとても困難です。
そして何より、自分で浮気の証拠を集めるのには膨大な時間と労力が必要で、危険が伴います。
浮気の情報収集1つとっても時間的に厳しい方もいると思いますし、浮気の証拠を集める際に違法行為に触れてしまう危険性もあります。浮気は犯罪ではありませんが、証拠集めで触れた違法行為は犯罪にあたる場合があります。実際、過剰な調査で逆に訴えられた人もいると言われております。
→自分で浮気調査するリスクについて、詳しくはこちらの記事をご参考ください
もし、自分で浮気調査している時間がない、危険を冒してまで調査したくない、といった方は探偵に浮気調査を頼むことも検討しておいた方が良いかもしれませんね。
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